石戸 生
12年の職人技と「水」の美観が宿る、凛とした佇まいの器
12年間に渡る窯元での職人修業で培った圧倒的なろくろ技術と、琵琶湖の景色からインスピレーションを受けた「水」をテーマに作陶を続ける陶芸家。みずみずしい貫入(かんにゅう)の表情と、計算し尽くされたフォルムが日常に静かな感動をもたらします。
- 作家名
- 石戸 生
- 活動拠点
- 京都
- 仕様・技法
- 土もの(陶器)、貫入釉薬
高校の美術教師の助言をきっかけに陶芸の世界へ。京都の陶工専門校で基礎から技術を叩き直し、滋賀県・膳所焼の窯元で12年間専属のろくろ職人として腕を磨く。職人としての精度と「水」をモチーフにした独自の美観を融合させ、妥協のない作品を生み出しています。
自然の「水」の情景を、一切の妥協のない技術で形にする
幼少期から親しんできた琵琶湖の水辺の景色や、光によって表情を変える水の美しさを作品の根底に据えています。職人時代に培った緻密な技術を基盤に、失敗を「味」として逃げずに精度を高め、手に取った人が感動できるものづくりを追求しています。
水辺の景色を映し出す「みずみずしい貫入の表情」
テーマである「水」を表現するために、ひび模様が入る貫入釉(かんにゅうゆう)を好んで使用。氷が割れたような繊細な表情や、内側と外側のコントラストがみずみずしい美しさを演出します。
12年の職人修業が支える「圧倒的なろくろ技術と精度」
職人時代に磨いた技術により、寸法に狂いのない確かな成形を実現。焼き上がりの土の「戻り」まで計算した変形技法や、無駄な手数を削ぎ落としたろくろ引きによって、引き締まったフォルムを生み出します。
納得のいくクオリティと環境への配慮
技術を高めて失敗作(産業廃棄物)を出さないという持続可能な姿勢を追求。釉薬の濃度や時間を秒単位で徹底管理し、窯出しの瞬間に自身が心から感動できるクオリティの作品のみをお届けしています。
石戸 生 / 琵琶湖の記憶を器に宿して
京都と滋賀の窯元で培われた、12年にも及ぶ確かな職人技術。それをベースに、独自の美しい器を生み出す陶芸家の石戸生さん。彼の手から生み出される器には、どこかハッとするような透明感と、暮らしにそっと寄り添う温かみが共存しています。 今回は石戸さんの工房を訪ね、ものづくりへの飽くなき探求心と、作品に込められた「水」への想いについてお話を伺いました。
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