清水 朋花
日常に溶け込み、暮らしをそっと明るくする器を作る陶芸家
スーパーのお惣菜を盛るだけで、ちょっとハッピーな気分になる。毎日さっと気軽に使える「生活者」に寄り添った器づくり。
- 作家名
- 清水 朋花
- 活動拠点
- 京都
- 仕様・技法
- 機能美を兼ね備えた半磁器の器
大学では絵よりも手を動かす造形に惹かれ、工芸科で陶芸の道へ。就職活動には馴染めず、コロナ禍で一時土を離れる時期を経てもなお、「本当にやりたいこと」として戻ってきたのが陶芸でした。日々の生活を送る「一人の生活者」としての視点が、器づくりの根っこにあります。
生活者の視点が根付く、考え抜かれた器づくり
大切にしているのは「使っていて違和感がないこと」、そして「日常に溶け込むこと」。丁寧に扱わなくても大丈夫。仕事で疲れた日にスーパーのお惣菜を盛り付けたとき、ちょっとだけハッピーな気持ちになってもらえたら――そんな願いが、器の形や素材選びのすみずみに息づいています。 電子レンジや食洗機を気兼ねなく使え、色移りもしにくい半磁器の土を厳選し、食器棚で他の器ときれいに重なる「奇抜じゃない形」を追求。理想の形として参考にしたのは、誰もが一度は目にしたことのある、あるパン屋のキャンペーンでもらえる白いお皿だったといいます。
ストレスフリーな「半磁器」
電子レンジや食洗機が気兼ねなく使え、色移りもしにくい、陶器と磁器の強みを併せ持った土選び。
暮らしに収まるスタッキング
食器棚で他の器ときれいに重なり合う、引き算から生まれた「奇抜じゃない」安心の形。
計算し尽くされたマグカップの取っ手
重さを感じさせない絶妙な下めの配置と、指を傷つけない丁寧なヤスリがけの痕跡。接着面積を広げる「足」を設け、外れるトラブルも防いでいます。
自分らしさの先に見つけた、日常に寄り添う「違和感のない」器
何気ない日常の食卓に、そっと彩りを添える清水さんの器。シンプルながらもパッと目を引く美しい色合いと、驚くほど手になじむ使い心地の器たちは、どのようにして生まれているのでしょうか。「自分にできることは何か」を模索し続け、行き着いた器作りの裏側には、生活者としての徹底的な優しさとこだわりが隠されていました。
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